小学校4年生/品川区立大間窪小学校での出前授業
学校へ
6月28日(火)、品川区立大間窪小学校において出前授業を行いました。今回は、ゲストティーチャーとして元Jリーガーの黄川田賢司さんをお招きし、「夢」をテーマにお話いただいた後、ドリームツリーを描きました。
今回のドリームツリーインストラクターは、アルファビートの水口が担当しました。
夢を諦めない
授業の開始直後、FW(攻撃を担当する選手)として活躍してこられた黄川田選手の 現役時代の映像を放映。子供たちは大興奮です。小学生の男の子の将来就きたい職業ランキング(株式会社クラレ調べ)ではサッカー選手が1位だそうですが、
そのサッカー人気を反映してか、大間窪小学校にもたくさんのサッカー少年(中にはサッカー少女も!)がいました。
黄川田選手の素晴らしいプレーに、喚声だけではなく拍手まで巻き起こり、話が始まる前から子供たちのテンションはどんどん上がります。
そして、いよいよ黄川田さんのお話が始まりました。
サッカー選手を夢見たきっかけ、多感な少年期に数々の挫折を味わいながらも夢を諦めずに叶えたことを、子供たちは真剣な目で聞き入っていました。
未来のために
黄川田さんの話を、目を輝かせて聞いた子供たちはドリームツリーを描く手も、とてもスムーズです。 水口インストラクターの軽妙なトークも相まって、子供たちのテンションは最高潮に達します。夢を持つこと、諦めないことの大切さを知った子供たちには、未来への迷いなどないかのように夢を描きます。
質問があると、積極的に手が挙がります。
「僕の夢は芸能人だけど、大学へは行ったほうがいいのかな?」
「私の獣医という夢、恥ずかしいんだけど、先生は応援してくれる?」
といった前向きな質問やリクエストが飛び出します。
次にどんな質問が出てくるのか楽しみなくらいでした。
友達の夢をのぞき込み、笑顔で話す子供たち。
黒板に貼ってある講師が作成したドリームツリーを一生懸命に眺める子供たち。
自分の周りにいる友達の夢にも共感しながら、自分だけのドリームツリーが完成します。
休み時間には、黄川田さんの周りに子供たちの輪が出来る一方で
手を止めずに真剣にドリームツリーを描き続ける児童もいました。
この日、東京は真夏日を記録。
節電対応でエアコンがついていない教室は、うだるような暑さでしたが、
先生が「全員、水を飲んできなさい」と指示を出されるまで、
ドリームツリーを描く手が止まらない児童がいたのは、とても印象的でした。
講師よりコメント
「なぜ、黄川田選手は、プロサッカー選手になれたかわかる?」と尋ねると 「あきらめずにがんばったから」 「練習をいっぱいしたから」と子供たち。「イチロー選手も小学6年生の時には、1年のうち360日は、練習したんだよ」
「みんなもできる?」と尋ねても
「うん、できる!がんばる!」元気な返事とともに、真剣な眼差しが返ってきます。
子供たちが、本気で夢を叶えようとする瞬間です。
がんばれば本当に夢が叶うのだということを体感した瞬間です。
子供たちの表情がなによりも、それを語っています。
そんな瞬間を一緒に共有でき、今回もすばらしい時間を過ごすことができました。
あなたの学校、あなたの住む町でも、ドリームツリー~夢の樹~を一緒に育てていけることを楽しみにしています。